アニメと音楽のメモ帳

アニメと音楽についてまとまりない文章を。

君のいる町 5話

「君のいる町」の第5話から。

青大と柚希の思い出話。

粗筋

まだ青大が広島にいたときのこと。青大は突然柚希から告白される。しかし、自分は好きではないから、と青大はこれを拒否する。それにもめげず、好きにさせてみせる、と柚希から「宣戦布告」されるのだった。

その晩、青大が尊、月、柚希たちと昔縁日で撮った写真を見ていると、柚希によく似た少女の姿が。変に思った青大が昔の日記帳を掘り返してみると、そこには柚希と出会ったことが記されていた。そう、青大が忘れていただけで、柚希は昔この地にいたのだ。

まだ青大が幼かった頃、尊・月と共に縁日に来ていた。そこで青大は不機嫌な様子の少女と出会う。名乗りもせず、この地を馬鹿にした発言を聞いた青大は池のほとりへ少女を連れて行き、一緒に花火を見た。最後の別れ際、青大はようやく笑った少女から名前を聞く。その名は柚希であった。

かつて出会っていたことを黙っていることを、柚希の性格を鑑みておかしいと感じた青大は、柚希に詰め寄る。柚希も恭輔について話があると言い出した。

所感

これぞ恋愛もののど真ん中、というところを攻めている本作。今回は昔話が大半を占めている。その中でも、柚希が青大に告白するシーンは見ていて美しい。青大の一人称視点から見た柚希が逆光のため陰影深くなっており、その背景の空も、ただ空を描いているのではなく黄、青、桃など少しカラフルにしてあるためだろうか。前回のザ・三角関係な気まずい感じから一転して明るい感じだった今回。また次回は雲行きが怪しそうだが、恋愛は山あり谷あり。どこに落とすかも含めて興味深い。