アニメと音楽のメモ帳

アニメと音楽についてまとまりない文章を。

聖闘士星矢Ω 68話

聖闘士星矢Ω」の第68話から。

パラスの護衛たち、仕事しろ、という回。

粗筋

長く外出を禁じられているパラスは、側近や護衛のすきを見て城から脱出し、パラスベルダを闊歩。そこを光牙に見つかるも、光牙はパラスだと気付いていない様子。城の外の世界を楽しむパラスだったが、戦いの最中の我がままと光牙にたしなめられ、本性を現す。パラスを守るためにタイタンが出現したことで、かえってピンチを迎える聖闘士たち。星矢が助けに入ったことで大事は免れたものの、パラスを討ち取るまたとないチャンスを逃してしまった。一級パラサイトの力を目の当たりにして動揺する聖闘士たちだったが、光牙が力を合わせて突き進むことを提案。聖闘士たちは歩を進めるのであった。

所感

パラスと聖闘士たちが相見えた今回。傍若無人でかつ力をもってしまったパラスに悲壮感を見出すのは、やや偏見が入っているだろうか。その運命のもとに生まれなければ、今回垣間見えたように楽しい少女時代を送れたはずだ。パラスに見出せるのは相手を、環境を思うままにしたいという、見方によればその年齢の子どもが往々にして持つ願望が主だ。成長する過程で何かしら変化はあるだろうか。ストーリーの流れから見ても、この点は注意して見たい。

なお、今回は今まで以上に雑魚パラサイトがなぎ倒されてバンバン空を飛ぶ。どこか滑稽な様子で面白い。