帰宅部活動記録 6話
「帰宅部活動記録」の第6話から。
久々に帰宅部以外の人間が出てきた回。
粗筋
- 帰宅部で缶蹴りをするも牡丹の力量差により勝負にならず。また、缶入手の代償で夏希はコーヒーを飲み過ぎて倒れる。
- 桜が自分以外の4人でゲームをしたことに腹を立てて椅子取りゲームを4人にさせるも、全員生き残る。
- 萩月流のライバル流派萩調流の四天王現る。殆どボケキャラで、全員萩月流(というか牡丹)のファン。
所感
第1話の古橋さん以来、久し振りに帰宅部(とアザラシ)以外のキャラクタが登場した。しかも萩月流のライバル流派萩調流の四天王。しかし、そうは言っても「帰宅部活動記録」。いつもと変わらないテンションで安心した。メタネタも健在で、桜が不憫な記録の十九では、
桜「お前たちが犯した罪、胸に手を当てて思い返すが良い」
(中略)
クレア「そうね、アニメ化しても人気に火がつかないことかしら」
夏希「その話はやめましょうよ!」
と自虐ネタ。四天王を満喫できる記録の二十では、「アニメ大好き 残念な玄武」という名前に対して、
玄武「残念、てなんだよ! て言うか、何で俺だけ『大好き』のところにルビ振ってあるんだよー!」
朱雀「『アニメ大好き』ってとこは否定しないんだ?」
玄武「しないよ! なんか各所で問題噴出したら困るだろ!?」
とか、定例会その2のときに玄武が不自然な光によって隠された自分の名前「×××大好き ×××玄武」に対して、
玄武「何だよ、×××って!」
青竜「大丈夫、DVD になったら不自然な光とか湯気、取れるから」
玄武「そうじゃなくて!」
白虎「特典なんだよ」
玄武「いつの間にかタンクトップはだけるな!」
朱雀「DVD で取れてなかったらどうするんだ」
玄武「そこは言うなよ! 返品の山、来たらどうするんだよ!」
とか、やり放題である。笑った笑った。
冒頭の缶蹴り、「ぼーたーんーちゃーんー」のスロー再生の間に牡丹が桜のもとに到着。ざっと見たところ、牡丹の桜から見た初期位置は100メートルと言ったところか。「牡丹ちゃん」と普通に言うのに大体0.5秒程度と考えると、予想される走行速度は秒速200メートル=時速720キロメートル、って旅客機に迫る勢いである。流石、熊退治ツアーを成功させた牡丹ならでは、と言いたいところだが、旅客機や新幹線のような空気との摩擦による騒音が心配になる。帰宅部は運動を絡ませてはいけないようだ。
また、今回は副題の表示法が3エピソードとも違っていたのが面白かった。記録の十八は通常通り、十九はホラー調、二十は和風というバリエーション。遊びが楽しい。
しかし、今回の夏希はいつも以上に不遇であった。コーヒーの飲み過ぎで倒れるわ、後半は四天王の時間だわで、いつもの突っ込みが中々聞けなかった。次回は復活してくれることを期待する。