アニメと音楽のメモ帳

アニメと音楽についてまとまりない文章を。

ダンガンロンパ 希望の学園と絶望の高校生 The Animation 7話

「ダンガンロンパ 希望の学園と絶望の高校生 The Animation」の第7話から。

セレスの本名が案外普通だった回。

粗筋

苗木は山田と石丸殺しが疑われる葉隠と霧切を探す。すると霧切が現れ、皆をプールサイドに呼び出す。そこに据え付けてあるロッカーにはジャスティスロボの格好をした葉隠が。葉隠曰く、何者かに呼び出されて向かった先で気絶させられ、気付いた時にはこの格好だった、と。2人への嫌疑が晴れないまま、学級裁判が始まった。

当然のように葉隠がクロだと主張する一同。しかし、腰の曲がらないロボの格好のまま、取っ手のない台車に載せて死体を運ぶのが無理であることを苗木が提示。葉隠は一旦検討保留となる。次に疑いがかけられたのは霧切は、単独で山田の大きな死体を運ぶのは無理だ、山田は発見時生きており自分で移動したのでは、と主張。次いで、苗木が死体発見現場で山田の眼鏡に付着していた血液が、移動先できれいに拭き取られていたことを指摘。山田が自分で移動する際に邪魔だったため拭ったのではないか、真犯人に騙されて石丸を殺害したのではないか、と推理した。話し合いも進んできたところで投票時間が迫ってきた。ここで、保健室で山田の死体を発見したときのセレスの発言を苗木が思い出した。その発言の矛盾を指摘すると、セレスは豹変。山田のダイイングメッセージ「ヤスヒロ」が自分には適さないことを主張。しかし、苗木はそれがセレスの本名ではないかと詰め寄り、電子生徒手帳で確認しようとしたところ、セレス、本名「ヤスヒロタエコ」が自分が犯人であることを認めた。セレスはアルターエゴを盗み、山田には石丸に強要されて自分が盗んできたと嘘を教え、山田を利用したのだった。

セレスの処刑後、苗木が霧切に事件の最中に何をしていたかを尋ねると、セレスから2階の男子トイレにある用具置き場の奥に部屋があるという情報を入手する。早速苗木がそこへ向かうと、そこには確かに隠し部屋があり、その中には希望ヶ峰学園の生徒名簿が。そこには「ここから出てはいけない」と書かれた紙切れが挟まっていた。しかし、そこで苗木は何者かに襲われ、気を失ってしまう。苗木が目覚めると、部屋にあった名簿を含めた本がごっそりなくなっていた。苗木が体育館へ移動すると、そこには大神とモノクマが怪しく目を光らせていた。

所感

犯人がセレスだと判明した。しかし、セレスの犯行動機が、生涯城に住むことだとは。それで殺害に至るとは、何ともすごい執念だ。散り方が魔女狩りの魔女のように火あぶりだったのは、セレスからすると他の方法よりは中世の雰囲気が味わえて手向けになったのではないか。加えて、豹変してからのセレスが怖い。言葉こそお嬢様調だが、所作が完全にジェノサイダー翔のようで大変驚いた。

遂に苗木まで被害にあったが、次回大神がどう動くか楽しみだ。