アニメと音楽のメモ帳

アニメと音楽についてまとまりない文章を。

ジュエルペット ハッピネス 20話

ジュエルペット ハッピネス」の第20話から。

沢城みゆき氏だらけのち上田燿司氏まみれの回。

粗筋

初回からずっと寝ていたオパール。眠気を覚ますために ROCKS のスペシャルブレンドを飲むことに。しかし、コーヒー豆のひき過ぎで腕を痛めたため、マスターは不在。平が留守番を任されていた。それを知ったルビーたちは総出で ROCKS を手伝うことに。肝心のスペシャルブレンドの担当は平とオパール。しかし、中々納得できる出来にならず、コーヒーを作りすぎて豆を切らしてしまった。豆はジュエマウンテンという山にしかない。そこで豆を取りに行く平たち。途中の困難を乗り越え、コーヒー豆を入手。平はマスターも認めるブレンドを作ることに成功し、魔法の宝石が出現。見事19個目ゲット。

所感

メインが平&オパールという沢城みゆき氏無双の今回。モブキャラクタまで主役が声を当てるこの作品では、1人で数役というのはよく見られるが、ここまで頻出なのはまれだ。「ミトの大冒険」の川上とも子氏が思い出される。流石の技術と言う他あるまい。

そこに来て ED でやられた。何にやられたって、上田燿司氏である。コールやマスター以下、モブキャラクタの声を全て当てていたせいで、1画面のテロップが丸ごと氏の名前になっている。油断していたため完全にやられた。

さて、肝心の話だが、今回はいつも以上に変顔が目立った。冒頭の合唱様のジュエルペットたちや寝過ぎたことにショックを受けるオパール、乗りツッコみをするガーネットなどだ。見ていて飽きないのはいつも通りだが、今回はそれを越して見ているだけで笑えた。

加えて、オパールの過去と思いつきのメニューが面白い。前者は、オパールと ROCKS との出会いの場面で出てくるが、見た目が何ともパンク。どんなことがあってああなってしまったのか。更に気になる。また、後者は ROCKS のメニューがフィーリングだったため、というシーンでルビーたちが考案した珍料理の数々のことだ。ルビーの「お煎餅ショートケーキ」はまだ序の口。ちありの「生クリーム素麺」、るるかの「レバニラソフト」、エンジェラの「綿菓子寿司」、とどめはローサとラブラの「お腹にあんこをたっぷり詰めたししゃも」。特に「レバニラソフト」と「ししゃも」はどうひいき目に見ても罰ゲームにしかならない。これを思いつくとは、るるか・ローサ・ラブラの食生活が危ぶまれる。

また、マスターの動きを少なくすることを徹底しているのも今回驚いたことだ。特に後半の、平が作ったブレンドを飲むシーンは、オパールが何気なく口にしているのに対し、マスターは腕のほんの先しか映っていない。飲む動作を映すとどうしても動きが出てしまうからだろうか。結果として、マスターの動きもぶれることがなく楽しい。

今回のハイライト

オパールを見てテンションが上がるも、それをちありたちに目撃されて赤面する平の一言

お前ら、いたのか……。

流石、正ヒロイン。