アニメと音楽のメモ帳

アニメと音楽についてまとまりない文章を。

サーバント×サービス 8話

「サーバント×サービス」の第8話から。

ルーシーに天然悪女の気が見えた回。

粗筋

長谷部に対して対抗心を持つ譲二。それだけでなく学生時代のいざこざが原因で長谷部に対して罪悪感も持っていた。そんな譲二に食事に誘われたルーシーだが、長谷部に助けられる。譲二とのいさかいに関連して、ルーシーが長谷部の生き方を肯定すると長谷部は本気でルーシーに惚れたと言い出す。

翌日、仕事に身が入らない長谷部。周囲も長谷部の様子がおかしいことに気付く。その最中、助けてくれたお礼をしたいと言うルーシー。それに対して長谷部が出した注文は、スカートで長谷部とデートをする、というものだった。長谷部の押しの強さに負けたルーシーはこれを渋々承諾した。

所感

長谷部と譲二の私事が、ルーシーと長谷部のデートにつながるという話。しかし、今回注目すべきはルーシーの件の私事へのポジションだろう。努力なしに何でも結果を残せてしまう長谷部と、そんな長谷部に嫉妬しながら決して勝つことのできない譲二。譲二は長谷部を

なろうと思えば何にでもなれるのに(もったいない)

と言い、長谷部も自分のことを

悲しいことになんも興味ないし。

ま、ちょっと人生つまんねーけど、しょうがねーな。順風満帆つーことで。

と言う。そんな長谷部に対して、ルーシーは

いくら他人が見て適当でも、周りがもったいないと思っても、私は、ただ長谷部さんが、毎日楽しいと思える生活の方が素敵だと思うんです。

と、そんな生き方もありだ、と前向きな捉え方を見せる。今までそのことを、意識的にしろ無意識にしろ、考えていたであろう長谷部にとっては初めての存在だったのだろう。今までもアプローチしては断られ、アプローチしては断られしていただけに、惚れた度合いは高そうだ。赤面する様子からもそれが見て取れる。ルーシーは意外と罪な女なのかも知れない。