アニメと音楽のメモ帳

アニメと音楽についてまとまりない文章を。

進撃の巨人 20話

「進撃の巨人」の第20話から。

一転、調査兵団ピンチの回。

粗筋

女型の巨人の動きを封じることに成功した調査兵団。そのまま、巨人の中にいると思われる「人間」を引きずり出そうとするが、その強固な外装に長期戦を強いられる。そうしていると、突然女型の巨人が咆哮をあげた。うなりが響くと、四方から巨人の大群が。調査兵団が相手にできる量ではなく、女型の巨人は集まった巨人たちによって食べられてしまった。女型の巨人は秘密の漏洩を恐れて自滅の道を選んだと考えたエルヴィンたち。そして、撤退命令の出た調査兵団の前に謎の人物が現れた。

所感

女型の巨人を捕まえたかと思いきや、まさかの自爆という策を取られてしまった調査兵団。その中でも、今回の副題にもある、エルヴィンの指揮判断は輝いていた。人類の存亡、そして目の前の仲間の生死、という天秤にかけたくないものをかける覚悟。人間として保持しておきたいものを無下にする覚悟。だからこそ、アルミンのセリフ

何も捨てることができない人には、何も変えることはできないだろう。

の通り、エルヴィンは人類が防戦一方である状況を変え得る権限を与えられたのだろう。調査兵団に紛れた謎の人物。兵団にとって善か悪か。

その中にあって、エレンたちがいきなり失禁したかどうかの話をし出したのは笑えた。しかし、人間、極度の緊張状態にあると案外そんな話題になってしまうのかも知れないと思うと、あながち一笑に付すこともできない。