勇者になれなかった俺はしぶしぶ就職を決意しました。 2話
「勇者になれなかった俺はしぶしぶ就職を決意しました。」の第2話から。
良いパートナー関係が見えた回。
粗筋
なかなか接客を覚えられないフィノのために、接客用語をフィノの掌に書いてあげたラウル。昔の仲間に会い、自分が勇者になることを諦めきれないでいることに気付く。フィノはフィノで用語を覚えるために懸命になっている。その様子を見て、ラウルは勇者になれなかった自分と魔王になれなかったフィノとの間に通じるものがあると感じるのであった。
所感
ラウルの心に再び火が灯った回であった。かつての仲間の志に触れたのをきっかけに、フィノの頑張る姿を通じて自分の心に気付く。ドタバタは変わりないが、強盗退治のときの連携具合は中々のものであった。この2人、良いパートナーになれるのかも知れない。