アニメと音楽のメモ帳

アニメと音楽についてまとまりない文章を。

ぎんぎつね 3話

「ぎんぎつね」の第3話から。

揺るぎない銀まこ回。

粗筋

まことが亀の神使を拾ってきた。話では元いたほこらが整地され取り壊されたため、新たな住処を求めている途中なのだと言う。父、達夫の助言で松梅大社が良さそうだということになり、まことは銀太郎をお供に大社へ行く。そこには狛犬の神使、才丸と歌丸がおり、先の件を聞いてみると広い大社だから亀の神使が住んでも問題はないとのこと。喜ぶ亀の神使。まことは才丸と歌丸から、神使は長く生きているため気の合う人間がいても次第に忘れてしまい淋しい、という話を聞き、しんみりする。しかし、銀太郎からまことを忘れない、という言葉を聞き、元気を取り戻すのだった。

所感

そもそも生きている時間の単位が全く異なる神使と人間。神使が淋しくなるのも無理はない。だからこそ銀太郎の

お前みたいな馬鹿娘はなァ、忘れたくても、忘れらんねェよ。

という言葉はまことにとって救いになったことであろう。まことは切ない気持ちを押しとどめて笑顔を作り

銀ってば、結構薄情だもんね。私のことなんか、すぐ忘れちゃうんでしょ。

と憎まれ口を叩いていただけに、その感情が読み取れるようでいじらしい。