アウトブレイク・カンパニー 7話
「アウトブレイク・カンパニー」の第7話から。
ミュセル、リング不要説浮上の回。
粗筋
物品購入のため、日本に一時帰国することになった慎一。エルダントに来たときと同様に薬で眠っている間に運ばれ、自室で目を覚ます。するとそこには見覚えのない荷物が。何と中にはミュセルが入っていた。慎一がエルダントに戻ってこないかも知れないと思ってついてきた、と言うミュセル。願ってもない展開に、慎一はミュセルを秋葉原観光に連れてゆく。一日楽しんで帰宅した慎一は眠りにつき、再びエルダントに。しかし、うっかり肝心のグッズを買うのを忘れ、冷や汗をかくのであった。
所感
ミュセルが日本で初めての物を見聞きしはしゃぐ回だった。慎一は秋葉原の良さをアピールしたかったのだろうが、電車の乗降だけで十分楽しかった様子のミュセル。しっかり秋葉原も満喫したようなのでまた日本に行きたいと思ったときのため、慎一は今から用意をしておいた方が良さそうだ。
それにしても、ミュセルの言語能力には目を見張る。紛れ込ませた鞄の中から出てきたときこそエルダントの言葉が少し混じり、片言気味だったが、その後はもう殆ど日本人のような口調だった。メイドの任務もこなしつつ、あそこまで日本語を操れるなんて、ミュセルの底力が知れない。第3話で慎一共々捕縛されたときも悪党の言葉を慎一に伝えていたところを見るだに、案外通訳の方面でも活躍できそうな人材である。