のんのんびより 9話
「のんのんびより」の第9話から。
文化(的かどうかは果たして怪しい)祭の回。
粗筋
夏海の提案で旭丘分校で文化祭をすることになった。れんげたちは一穂たちを招いて、動物の仮装で工作を展示したり喫茶店を開いたりしてもてなした。
所感
学校物の定番文化祭回。しかし、旭丘分校の場合は予想通り一風変わっていた。
まずは工作の展示。夏海は夏休みの宿題で作ったれんげらしき何か(第6話で作成)、れんげ・蛍・小鞠は自習の時間に作った粘土細工(第7話で作成)を飾っていた。しかし、卓の作品はまさかの曲げわっぱ。しかもその見た目たるや商品として売れるレベルである。その卓は「忠犬」という謎の仮装。天才と変態は紙一重だ。
そしてお遊戯。れんげが吹くリコーダーに合わせて狸に扮した小鞠が腹鼓と称して「ポンポコ」と歌う。その様子はとてもシュールだ。しかも、演者の片方は年頃の中学2年生女子。そりゃ観覧側もリアクションに困ろうと言うものだ。もっとも、視聴している分には大変に笑えたが。
笑えたところでは、れんげの作った「『とほほ』のセリフが似合う穴あき段ボール」のシーン。小学1年生にしては発想が斜め上過ぎである。卓とれんげ。親御さんたちに置かれましては、この2人はどうぞのびのびと育てていただきたく、切に所望するところである。