アニメと音楽のメモ帳

アニメと音楽についてまとまりない文章を。

いなり、こんこん、恋いろは。 5話

いなり、こんこん、恋いろは。」の第5話から。

朱美もいなりと同じことを考えていた回。

粗筋

いなりは、京子、ちか、朱美と海水浴へ出かけた。しかし、ちかはなぜか浮かれない様子。いなりが理由を聞いてみると、朱美のことが苦手だから、だとちかは言う。海水浴後、ロッジに宿泊するいなりたち。京子は早々に寝てしまい、気まずい雰囲気が流れる。その空気を察した朱美は、飲み物を買ってくる、とロッジを出てゆく。その間に何とか朱美と仲良くしてもらおうと、いなりはちかに話し始めるが、頑なな態度を崩さないちか。そのうちにいなりとちかは言い争いを始めてしまい、たまらなくなったいなりはロッジを飛び出してしまう。ロッジの外に出たいなりは朱美が男たちにつきまとわれているのを発見。とっさに京子に変身して朱美を助ける。朱美と歩くいなり。ここに来て、いなりは京子の姿のままではロッジに戻ることができないことに気付き、少し朱美のもとを離れて元の姿に変わると、再び朱美のところへ。京子は先にロッジに帰った、といなりは取り繕う。すると、京子に助けてもらったことがうれしかったらしい朱美は、一人で舞い上がったことが恥ずかしく京子に合わせる顔がない、と泣き始めてしまう。そして、京子が話題にするいなりがうらやましくいなりになりたい、と朱美が口にすると、いなりに異変が起きた。

所感

ちかと朱美の雰囲気が良くない。互いに壁を作ってしまっているようだ。そして朱美は他人との接し方が分からない、と悩んでいることをいなりに吐露する。まだ中学生の時分だけにそんなこともあるだろうが、それによって気持ちがすれ違ってしまう、というのは見ていて切なくなる。

また、いなりは京子に化けることで結果的に朱美を傷つけてしまった。そしてラストシーンではいなりに異変が起きている。同じタイミングで宇迦にも何かが起こっていることから神通力に関係するのは間違いないだろう。大事に至らないことを祈りつつ、はらはらしながら次回を待ちたい。