ニセコイ 6話
「ニセコイ」の第6話から。
千棘の素直じゃなさがいじらしい回。
粗筋
プールで溺れているところを助けてもらった礼を楽に言おうとするが上手く言い出すことができない千棘。その様子を見たるりは、楽と千棘が恋人同士というのが本当かどうかを尋ねる。千棘は事実をるりと、るりと共にいた小咲に打ち明ける。楽に惚れている小咲は胸を撫で下ろす。
その日の放課後、小咲は楽と教室で2人きりになった。楽に告白するようにるりに煽られていた小咲は、自分の気持ちを楽に伝えようとするが、あともう少しのところで失敗してしまうのだった。
所感
千棘にも秘密を共有する仲間ができた。図らずもその相手の一人が、楽に惚れている小咲だった、というのが面白い。
また、楽に感謝の言葉を言い出せず、何とか小さく口にしたのが英語、というのも素直でないところを表現していて千棘らしさが伝わってくるようだ。なお、この際のセリフは
Thank you for saving me. I'm sorry. I shouldn't have hit you.
と聞こえる。日本語なら「助けてくれてありがとう。ごめんなさい、(助けてくれたときに)ぶったことは反省している」と言ったところだろうか。何だかいじらしい。
一方、楽の「思い出の少女」に関係するかも知れない話が見られた。千棘が10年前に何かしらの約束をした、と言うのだ。しかし、その際に交わした言葉は「ザクシャインラブ」。何だろうか。いずれにしろ、楽の回想とは大分趣が異なりそうだ。千棘は楽の思い出に関係があるのだろうか。