アイカツ! 71話
「アイカツ!」の第71話から。
あおいがが山に登る回。
粗筋
Futuring Girl の星座ドレス披露ライブの誘いがあおいに来る。あおいは張り切るが、ティアラから「水のようなアイドル」との評を受け、自分がどのようなアイドルであるべきかを思い悩む。その結果、自分ひとりでも輝けるアイドルになろうと思い立ち、山籠もりを始める。飲料水を忘れて困っていると、食料と水を持って登場したいちごの助けで難を逃れ、水というものが存在感こそないが不可欠な存在であることに気付く。そして、迎えたライブ当日。あおいは星座ドレスに身を包み、星座アピールを決めるのだった。
所感
本作では馴染み深いアイドルと山の取り合わせ。今回はあおいが自分のアイドルとしてのポジションを固めるために山に挑んだ。思い悩むところまではよくある展開だが、そこで山が登場し、半ば力技で解決してしまうところがこの作品らしい。
今回は水を題材にした回だった。縁の下の力持ちとしてのアイドル、という自覚を持ったあおい。劇中でいちごが
いちご「私ね、あおいのこと、ずっとすごいって思ってたんだ。あおいと一緒にステージに立つと、すごく安心するんだよ。私なんて自分のことで精一杯だけど、あおいはちゃんと私たちを見てくれてるって分かるから。それができるのは、あおいだけなんだよ」
あおい「私にしかできない……」
いちご「うん! ずっと近くで見てたから分かるんだ!」
という思いをあおいに告げている。付き合いの長さに裏打ちされた発言だけに信頼感が違う。あおいも大変心強かったことだろう。あおいを奮起させられるのもいちごの持ち味といったところだろうか。いちごとあおいは切っても切れない仲であることを感じさせた。