アニメと音楽のメモ帳

アニメと音楽についてまとまりない文章を。

銀の匙 Silver Spoon(第2期) 8話

銀の匙 Silver Spoon」(第2期)の第8話から。

八軒が巻き込まれることを望む回。

粗筋

駒場は戻ってこず、八軒たちはそんな駒場を心配する。そんなある晩、あやめがエゾノーに転学することを八軒たちは知る。更にその理由が駒場が学校を辞めるために欠員が出るからだと聞き、八軒はショックを受ける。駒場の家が離農すること、そして御影の家が保証人になっているため、借金返済のために駒場が働き始めることをどうにかしようと八軒は考えを巡らせるが、どうにもならない、と御影にいさめられる。

翌日、八軒は気分が悪い、と早退する。駒場の部屋に戻るとそこには駒場の姿が。駒場が授業中を狙って荷物をまとめるだろうと考え、八軒は仮病で早退したのだ。駒場を説得しようとするが、進展はなく、駒場は学校を去ってしまう。そして、馬術部に八軒が向かうと、そこには御影がおり、駒場の件を口にしないよう要望するが、八軒は巻き添え上等だと御影に迫る。

所感

駒場が学校を去るシーンと最後に八軒が御影の手を取るシーンが感動的だった。特に劇中で、八軒を気遣って本音をおくびにも出さない御影と駒場に対して、八軒が

八軒(そうだよ、何でもないわけあるかよ……。2人してあんなツラして……)

回想の中の駒場「ヤバかったら遠慮なく周りを頼れよ」

八軒(ヤバいの、てめえじゃんかよ……!)

回想の中の御影「手綱、離しなよ。私、八軒君にしんどい思いしてほしくない」

八軒(どいつもこいつも、自分たちのがしんどいくせに……。このやろう。俺なんかに気ぃつかってんじゃねえよ……!)

八軒「放り出せるか、馬鹿野郎! 巻き添え上等だ! 頭だろうが腹だろうが、踏まれてやるよ!」

と言い放ったシーンには目頭が熱くなった。

今回のハイライト

所感でも述べた、八軒が御影の手を取るシーン。苦しむ友人たちを放っておけない八軒の気持ちの熱さが伝わってきた。