アニメと音楽のメモ帳

アニメと音楽についてまとまりない文章を。

Wake Up, Girls! 9話

「Wake Up, Girls!」の第9話から。

真夢の過去が明らかになる回。

粗筋

Wake Up, Girls! は夏夜の叔母が経営する気仙沼の旅館で合宿を行う。ある朝、夏夜が目を覚ますと、真夢の姿が寝床にないことに気付く。海の側で早朝トレーニングにいそしむ真夢を見つけた夏夜は、自分が気仙沼に来た理由を話す。それは、東日本大震災以来、地元気仙沼にいることが辛くなり仙台に逃げていたが、Wake Up, Girls! の活動を通して戻ってくることができたということだった。そして、真夢も自分の過去を話し始める。真夢は I-1 クラブに所属していたが、「戒律」のために仲間が脱退したことで白木に歯向かい、自分も辞めることになった。また、それがきっかけで両親も離婚してしまった、と言う。そこに他のメンバーが2人の様子を見に来、真夢は過去のことを話す。すると、菜々美が光塚の募集要項を破り捨てた。2人の話に胸を打たれたためらしい。こうして Wake Up, Girls! は結束を強めたのだった。

所感

真夢の過去がようやく語られたが、それが想像以上に壮絶だったために息を飲んだ。しかし、同時に真夢の芯の強さを感じることもできた。それは、過去の話の中で白木と話をしているシーンでのことだ。

白木「常に言ってますよね。君たちは人間である前にアイドルなんです」

真夢「いいえ、私たちは、アイドルである前に、人間です」

「雇い主」である白木に毅然と言ってのける姿には、自分を貫く姿勢が見え、感心させられた。