アニメと音楽のメモ帳

アニメと音楽についてまとまりない文章を。

ディーふらぐ! 10話

ディーふらぐ!」の第10話から。

ラスボスっぽいのが現れた回。

粗筋

堅次が連れ去られた。千歳は犯人が前生徒会長の境多摩だと見抜き、芦花たちと共に多摩のクラスへ赴く。そこでは多摩を始め、元生徒会の松原、神泉、長沼が待ち受けていた。多摩は、千歳が府フ祭のときに生徒会のメンバーにゲーム製作部(仮)の展示を作らせたことを快く思っておらず、ゲーム製作部(仮)を廃部させたいと言う。これに対して、堅次と千歳はゲーム製作部(仮)の存続をかけて勝負を挑むのだった。

所感

旧生徒会のメンバーが出てきた。その中でもキャラクタが濃いのが神泉である。「ゲロ子」の異名を持つことが物語っているように、出てくるエピソードは全て神泉が嘔吐したことが関係する。神泉本人には大変気の毒な話だが、とことん不憫なところがかえって笑えた。

そして、何気ないキャラクタの立ち方をしていたのが高尾だ。それは、神泉がロボット「アイル」に乗って高尾たちの行く手を遮っていたときのこと。アイルの行く手に高尾が携帯電話を落としてしまう。その携帯電話には第8話でゲームの特典としてもらったストラップがついていた。それをアイルから守るために高尾が

どいて……。

と、アイルを片手で突き倒しながら冷たい目でつぶやく。まるで別人のようなその振る舞いに笑いを禁じ得なかった。