未確認で進行形 10話
「未確認で進行形」の第10話から。
小紅にデレ期が訪れた回。
粗筋
小紅は白夜と許嫁であることを容認し、白夜と仲睦まじくなる。まだこのはのことを気にしている様子の小紅に、真白はこのはが同族だからと言う理由で白夜に寄っていることを明らかにする。更に、昔白夜が小紅を助ける際に力を分け与えたため、小紅が自分たちと半分同族であることを告げる。そんな中ホワイトデーが近づき、白夜は小紅からお揃いのハンカチを贈られる。そして、白夜は何を小紅にあげるべきか、頭を悩ませるのであった。
所感
小紅が少しずつ白夜に対して理解を示すようになった様子が描かれた。それを象徴していたのが、小紅が白夜にハンカチをあげるシーン。色々考えることがあったようだが、それでも小紅の方から白夜にプレゼントした、というのが大きな変化だった。このとき、2人がいたアーケードに風が吹き、2人の髪が舞い揺れる。心のざわつき、揺らめきを表現しているようであった。
今回の紅緒
- 小紅が白夜の許嫁だという事実を改めて考えた後、
改めて考えたら、やっぱりちょーう面白くないのよ。許嫁? 知らんがな! 小紅は私の妹です! 誰にもあーげーまーせーんー!
と白夜に食って掛かる
- 小紅がこのはにあげたケーキの包み紙をはがす音だけでそれが小紅の作ったものだと見破る
- 2人きりで下校する小紅と白夜を見て、真白の危険を察知し、2人に注意喚起するために2階から飛び降りる
- 校内新聞に小紅が一記事として載っているのを見て、
そうよね。記事になった小紅の可愛さが世間に知れ渡って、変なゴミ虫どもの目に留まったら、大変だものね。まあ、その際は私が黙ってませんが?
と座った眼で語る
- ペアルックの話題のときに、幼少の頃に小紅とペアルックをしたことがある、と得意げに話す
- 小紅が白夜にプレゼントをあげているのを見て吐き気を催し、やつれた表情で口から血を吐く