ノブナガン 11話
「ノブナガン」の第11話から。
色んな意味でしおが生き生きする回。
粗筋
しおが考案した「ストーンフォレスト作戦」が決行される。それは、重力を操作することで原細胞を、降下ポッドと特殊な戦車を使うことで戦艦型進化侵略体を、それぞれ対処するもの。見事作戦は成功したが、しおは突如現れたと触手に捕まってしまうのだった。
所感
「ストーンフォレスト作戦」が成功したことに感嘆の声を上げた。しお、見事。
その作戦は「ストーン=石」、「フォレスト=森」から石ノ森章太郎から命名されたと思われる。実際、戦闘中にしおが漏らしたセリフ
私の立ち位置、ハインリヒっぽい! 燃えるううう!
は「サイボーグ007」のアルベルト・ハインリヒのことだろう。そのときのしおの脳内にはハインリヒのように銃を撃つ姿が描かれていたに違いない。そして、作戦の肝だった戦車、エイブラムズについて話すしおが生き生きとしていた。いや、生き生きどころではない、恍惚の表情さえ浮かべていた。加えて、エイブラムズの操縦者にサインを求める徹底ぶり。しっかりとしたしおとミリタリオタクのしお。両方が堪能できて、とても満足した回だった。