アニメと音楽のメモ帳

アニメと音楽についてまとまりない文章を。

ハマトラ 11話

「ハマトラ」の第11話から。

モラルの暴走が来るところまで来た回。

粗筋

カフェ・ノーウェアにモラルが来店し、自らの思想を語り出す。それを聞き、ナイスは反発の意を強める。

そんな折、青少年保護健全平等組合の理事、伊藤が講演をしている会場を後発ミニマムホルダーが襲撃。それをムラサキ、ハジメ、伊藤の息子で後発ミニマムホルダーの貴弘が対処する。伊藤を守る中で貴弘は暴徒の一人によって倒されてしまう。それを見て悲しむ伊藤。すると、突然貴弘の心臓が爆発してしまうのだった。

所感

モラルの暴走が止まらない。恐ろしいのは、「力」の有無にのみ着目し、またその考えを盲信しているところだ。何とも背筋が寒くなる回だった。

また、まとまった量の血が見られたのも印象的だった。例えば、伊藤の公演会場の警備員が暴徒にハンマーで殴られ、血しぶきが飛ぶ。例えば、貴弘の心臓が爆発したとき、文字通り血の「雨」が降り注ぐ。何ともぞっとする演出だった。