アニメと音楽のメモ帳

アニメと音楽についてまとまりない文章を。

selector infected WIXOSS 6話

「selector infected WIXOSS」の第6話から。

ハイテンションのちびっ子が出てくる回。

粗筋

晶はるう子とのバトルに敗北し、捨て台詞を残してその場を去る。モデルの仕事をするためにスタジオに戻るが、伊緒奈から晶のモデル生命は終わったことを告げられる。晶は激昂し、伊緒奈にバトルを仕掛ける。

香月のファンたちから、姉弟がいつも一緒にいることへの嫌悪感を聞かされショックを受けた遊月が公園にいると、「ちより」と名乗る幼い少女に WIXOSS バトルを申し込まれる。結果は遊月の勝利。そして、遊月は香月を誰にも渡したくない、という思いを新たにし、バトルを続ける意志を固める。

一方、一衣は自分の日記帳からるう子たちとの思い出を綴った部分が消えてゆく様を見て悲鳴を上げる。それを聞いた一衣の母が一衣の元へ駆けつけると、そこには何の変哲もない日記が。どうやら一衣にのみ消えているように見える、ということに気付いた母はるう子に相談を持ちかける。そしてるう子は一衣のことを考えているうちに、自分のしたいことが分からなくなっていることに気付くのであった。

所感

本格的なバトルは初めてのはずのるう子が圧勝し、それとは対照的にある程度手練れな様子の晶がどんどん荒んでゆく様子が衝撃的だった。衝撃的だったと言えば、一衣が思い出される。友達がいなくなり、るう子たちの記憶が消され、あまつさえ物理的に残存している「日記帳の文字」が消えて見える。一衣の心情を察するに余りあった。同時に WIXOSS の力の大きさに恐れを抱いた。

そんな中にあって新キャラクタのちよりが救いだった。香月のことで落ち込んでいた遊月も、ちよりのハイテンション振りにコミカルな表情を浮かべる。一発キャラとしては惜しい存在感。再びの登場を願う。