月刊少女野崎くん 12話
「月刊少女野崎くん」の第12話から。
最終回。
粗筋
- 千代たちはバレンタインデーに野崎に渡し損ねたチョコレートを発見したことでバレンタイントークに花を咲かせるのだった。
- 夏祭りの日。千代は瀬尾、鹿島、御子柴と共に繰り出すが、途中ではぐれてしまう。何とそこでネタ出しに来ていた野崎と遭遇。野崎と花火を見つつ、野崎と出会った頃のことを思い出してご満悦の千代なのだった。
所感
B パート。最後の最後では花火の音に紛れて野崎を好きだとつぶやいた千代に野崎が
俺も好きだよ。花火。
と返す。王道の展開ながら実ににやりとさせられ、花火と共に幕を閉じる。綺麗な幕引きだった。
総感
主人公の少女が好きな相手に告白したところ、その彼が少女漫画家だった、というところから始まるラブコメディ。大部分をメリハリの利いたコメディが占めており、しっかり笑える。かと言ってラブの要素も手薄にはならず、千代が野崎に胸ときめかせるのを主軸にその他のキャラクタも恋心未満のラブ展開を見せる。特にときめいている千代が女子女子していて可愛い。キャラクタは主線と表情がはっきり描かれており、展開のさせ方に一役買っている。ラブもコメもちゃんと楽しめる秀作だ。