SHIROBAKO 2話
「SHIROBAKO」の第2話から。
「伝説の作画崩壊回」が出てくる回。
粗筋
武蔵野アニメーション制作のアニメーション作品「えくそだすっ!」。その第4話の作画監督、瀬川が熱を出し倒れてしまうが、作画監督の遠藤にヘルプを頼み事なきを得る。そして第4話はダビングの工程へ。ここで監督の木下がキャラクタの設定を追加して要求し、一部原画から全てやり直すことに。一旦、キャラクタについて関係者で話し合い、原画の担当も決まり、制作は進むのだった。
所感
アニメーション制作会社を舞台にした作品の第2話。アニメーション制作の現場を見ているようでアニメーション好きの身としてはたまらないものがある。無事に第4話はできあがるのか。次回が楽しみだ。
ダビングの現場で監督の木下と演出の山田が喧嘩するシーンでは、木下のスケジュール管理のあおりを受けて「作画崩壊」回が演出デビューだった、と山田が愚痴る。実際にありそうな話なだけにフィクションなのにノンフィクションのようなおかしさがあった。
印象的だったのは作画監督の遠藤が瀬川のヘルプを制作進行にして本作の主人公、宮森あおいに頼まれるシーン。あおいの目力に押される形で遠藤はこれを了承する。あおいのしっかりしたところが見えた。
気になる存在としては原画の杉江。第1話では萌え絵が描けない、として戦力にカウントされず、今回も退社するシーンのみの出演。しかし、ベテランという存在にはどこかで憎い立ち回りをしてくれる、と期待してしまう。頭の片隅に置いておきたい。