selector spread WIXOSS 6話

「selector spread WIXOSS」の第6話から。

2期になってもアキラッキーはアキラッキーだった回。

粗筋

文緒は「文緒」の願いを「小説家として生きること」としてとらえ、故に小説「ウィクロス」の題材を得るためには夢限少女になり繭に会う必要があるためセレクターになったことをるう子たちに告げる。戦う意志のないるう子たちは文緒の家を後にし、ちよりはその場から姿を消してしまう。バトルの是非にるう子たちは悩むが、「夢限少女になり悲しむ人をなくしたい」との思いにるう子は至る。そのとき、イオナの調子が悪くなり、るう子たちは小湊家へ。イオナの処遇を話す。時間が遅くなってしまったため、一衣は自宅へ戻ることに。ユヅキをるう子の元に残し、一衣が自宅に向かっているところに晶が現れ、一衣は拉致されてしまう。るう子の元に晶から一報が入り、るう子はユヅキとイオナを連れて晶のところへ。そこには憤った様子の晶と倒れている一衣、そして伊緒奈となったウリスがいるのだった。

所感

前作でもしばしば現れては強い印象を残した晶の言動が、一衣を追いつめるシーンでの会話で見られた。特徴とも言える左右で大きさを変える目、狂気じみたトーンの声、今期はそれらにウリスから見放されるのではないかという恐怖心による情緒の不安定さが加わり、晶の異常振りの表現に磨きがかかっている。一種「芸」ともとれるその様子に、前作以上の恐怖を感じた。