アニメと音楽のメモ帳

アニメと音楽についてまとまりない文章を。

プリパラ 20話

「プリパラ」の第20話から。

ミズ味っ子な校長が見られる回。

粗筋

真中家のある商店街に新しくお好み焼き屋ができる。らぁらが店の前に行ってみるとそこにはドロシーとレオナの姿が。何とその店は2人の両親の店だったのだ。

お好み焼き屋開店当日、沢山の客がドロシーとレオナに惹きつけられている様子を目の当たりにしたらぁらは「客をとられてしまう」と危機感を募らせ、みれぃとそふぃに相談を持ちかけ、みれぃの案で人だかりを作ることに成功する。らぁらが続いて校長のお墨付きを得ようとしていると、それに気付いたドロシーと校長の取り合いから、どちらの店が上かを賭けての校長による食べ比べへと発展。そのにぎわいにつられて人がどんどん集まってくる様子を見たらぁらは商店街の他の店のチラシを配り、やがて商店街には人があふれ始める。ドロシーは引き分けを宣言。プリパラでのライブ対決へと勝負を持ち越すことになり、結果らぁらたちが勝利。同じ商店街同士親交を深めようとするらぁらにドロシーは捨て台詞をはいて走り去る。それを見て一同は苦笑いを浮かべるのだった。

所感

今回の中心は真中家とウェスト家の勝負だったが、インパクトがあったのは校長だった。両家の店の味比べで校長がひたすら料理を頬張るのだが、そのときの表現が

キャベツのしゃきしゃき感と豚肉のジューシーさ! 芸術的な薄焼き卵とつやつやと輝く焼きそばの絶妙なおバランス!

といったまだ具体的な表現から

めくるめく魅惑のおダンスホール! 様々な具材が口の中で情熱のタンゴを踊り、美味しさのハルモニーを奏でているようですわ!

や、最後には

なんというきらびやかなお味! 海から、そして山から、集められた宝石のようにきらめく食材の数!々! 盆と正月が一度にやってきたようなこの幸福感……!

という、分かるような分からないような感想を述べている。またこのときは言葉も凄いが、見た目も凄い。序盤は一心不乱にがっついているだけなのだが、後半は脳内イメージだろうか、赤や白のドレスに着替えている。校長の濃いキャラクタが相まって大変に面白かった。

一方で校長は今回も「友」という言葉に嫌悪感を示している。プリパラに対する強い規制の元になっているようだが、校長の過去に何があったのか。まだ明かされない様子だが、気になるところである。