蟲師 続章 13話
「蟲師 続章」の第13話から。
神隠しのような、怪談のような回。
粗筋
ギンコは山中で一人座っている老婦人、みかげを発見する。丁度彼女を探しに来た夫、陽吉と合流し、みかげを連れてきてくれた礼にと一晩厄介になることに。陽吉の話では最近みかげが家に帰ると言っては夕暮れ時にどこかへ行ってしまうらしい。また、みかげは陽吉の幼少期にあかねという少女と入れ替わりに現れ、それ以前の記憶がないのだと言う。ギンコは、逢魔時に飲まれた少女がみかげであかねはみかげの代わりに影だけになったのかも知れない、と指摘する。その話を聞いてしまったみかげは、翌日陽吉とギンコが家に不在のときに行方をくらましてしまう。ギンコたちがみかげを探すと、罪悪感に駆られ涙を流しているところを発見。陽吉の慰めで無事夫婦そろって帰宅することができた。
それから一年後。流行り病で亡くなったみかげの墓参りに来た陽吉は、影だけの少女を発見する。それをあかねだと思った陽吉はその場を離れてゆく影を追い、その影を踏んでしまう。後になってそこには少女の姿のままのあかねが発見されるのだった。
所感
最後の最後で陽吉が逢魔時に飲まれ、代わりにあかねが見つかるシーンではぞっとして思わず声をあげた。元々怪談のような、少し怖いのが特徴の作品だが、今回は背筋が凍った。