アニメと音楽のメモ帳

アニメと音楽についてまとまりない文章を。

蟲師 続章 20話

蟲師 続章」の第20話から。

最終回。

粗筋

ギンコは遥か昔のことを記憶する男、幹太に出会う。

幹太は夢の中に出てくる巨木のことが気にかかっており、それがどこにあるかを探していた。ある日、夢の中に自分の里を俯瞰した風景を見、それをもとに山に登ると山中に巨木の跡と思しき株があるのを見つける。株にしばし腰掛け、家に戻ろうとすると足が木から離れない。助けを呼ぶとギンコが現れ、何とか窮地を脱することに成功する。家に戻ってみると足が木のようになっているのに気付く。それはサトリギという蟲の仕業だとギンコは幹太に告げる。幹太は足を治してくれと懇願するが、その術を知らないことをギンコから聞き、幹太は愕然とする。それからしばらくすると幹太の足から赤い花が咲く。その晩、幹太は何かの気配を感じ、里の者たちを里から離れたところへ誘導する。その後すぐ、里は土砂崩れに遭ってしまう。巨木のお告げだと里の者たちは幹太に感謝し、幹太もその体質と付き合ってゆこうと思うのだった。

所感

蟲によってえらい目に遭いつつも結果的に里を救い、自身もその体を受け入れてゆく幹太の姿が好ましく、またこの作品らしい締めくくりとなっており心がほんのり温かくなった。

総感

異形の存在「蟲」がいる世界の話。時に厳しく、時に面白い演出が楽しい。特に間を意識して作られており、日常の何気ない風景、登場人物の心情の移り変わり、幻想的な光景は見所だ。絵も崩れることなく、情緒を醸し出している。また、劇伴も空間を感じさせるものが多く印象的。鑑賞後はえも言われぬ気分になれる秀作だ。

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