アニメと音楽のメモ帳

アニメと音楽についてまとまりない文章を。

艦隊これくしょん -艦これ- 1話

艦隊これくしょん -艦これ-」の第1話から。

初回。

粗筋

「深海棲艦」と呼ばれる艦艇群の攻撃によって人類が制海権を喪失した世界で、深海棲艦に対抗できる存在、それが「艦娘」(かんむす)である。艦娘が多数いる「鎮守府」に新しく着任した吹雪は同じ第三水雷戦隊所属の睦月、夕立と仲良くなる。その最中、先日発見されたという深海棲艦の棲地を強襲する旨が伝令され、吹雪もこれに駆り出される。しかし、吹雪は実戦での出撃がなかったため、出る幕なく戦闘は終了し、海域は解放されたのだった。

所感

人気オンラインゲームのアニメーション化作品。多数いる艦娘を覚えられるとより楽しめる作品のようだ。とりあえず吹雪、赤城さん、那珂ちゃんは覚えた。あと夕立の口癖「~っぽい」が記憶に残る。

劇伴は軍隊の音楽をイメージしてか、ブラスを前面に出したオーケストレーションが多く、格好良い。可愛いキャラクタが多い画面を音の面で引き締めているように感じられる。良いバランス。

そして、今回目を引いたのは赤城たちの出撃のシーン。水のきらめくイメージと赤城たちのベテランらしい立ち回りが美しかった。

なお、今回の冒頭にナレーションで述べられていたのは海軍兵学校の「五省」。内容は以下の通り。

一、至誠(しせい)に悖(もと)る勿(な)かりしか
真心に反する点はなかったか
一、言行(げんこう)に恥(は)づる勿(な)かりしか
言行不一致な点はなかったか
一、気力(きりょく)に缺(か)くる勿(な)かりしか
精神力は十分であったか
一、努力(どりょく)に憾(うら)み勿(な)かりしか
十分に努力したか
一、不精(ぶしょう)に亘(わた)る勿(な)かりしか
最後まで十分に取り組んだか

五省 - Wikipedia

ナレーションの榊原良子の緊張感のある声が、見事に五省を作品世界の導入たらしめている。渋くて格好よかった。