アニメと音楽のメモ帳

アニメと音楽についてまとまりない文章を。

プリパラ 33話

「プリパラ」の第33話から。

総集編と約束の回。

粗筋

らぁらはファルルにらぁらのプリパラ来歴を尋ねられ、今に至るまでを話す。そして、プリパラの外の世界を見たことがないと言うファルルに、らぁらはプリパス越しに外の世界を見せることを約束するのだった。

所感

話の殆どは今までのライブシーンを中心に編集させていた。初期の SoLaMi SMILE の様子など、懐かしさをしみじみと覚えた。

一方でファルルの奇妙さは一層深まった。プリチケから誕生したというのが既に謎だが、スタッフである赤井コンビもその真相を知らないのはシステム上のエラーか何かだろうか。更に不思議なのは、くすぐっても表情一つ変えず、「母」というものを知らず、外界を知らない、という点。サインをコピーしたように描けるというのも人間臭くない。不気味さを覚えつつ視聴を続けるとしよう。

そのファルルに変化のきっかけとなるかも知れないことが起きた。らぁらとの約束である。それは、プリパスを通じてらぁらがファルルに外界を見せる、というもの。どうやら次回はそれがきっかけで事件が起きるらしいが、今までユニコンに全てを支配されてきたファルルにとっては、らぁらがユニコン以外で初めての世界への窓となる。ファルルはそこから何を見るだろうか。ファルルの反応も楽しみな要素となった。

そう考えていると、らぁらは他人に対して、その人が今まで持っていたのとは違う視点を提供する立場のキャラクタと言えるかも知れない。みれぃやそふぃのときがその好例だ。らぁらの言動にも注目していこう。