アニメと音楽のメモ帳

アニメと音楽についてまとまりない文章を。

夜ノヤッターマン 4話

「夜ノヤッターマン」の第4話から。

ヤッターマンの悪を確信する回。

粗筋

ある町で妊婦のためにガリナがベビー服を作る。その礼にと、妊婦の夫、ビーネからドロンジョたちは食事をごちそうになる。その晩、ビーネの元にヤッター兵がやってきて、ビーネを労働のために強制連行してゆく。それに憤りを感じたドロンジョは隙を見てビーネを奪還する。そのまま、ドロンジョ一行はヤッターマンの目の届かないところまで逃げようとするが、不安に駆られたビーネが自分の労働免除と引き換えにドロンジョたちの居場所をリークしてしまい、ドロンジョたちはヤッター兵に囲まれてしまう。ボヤッキーのメカでそれに対抗するが、ヤッター兵の指揮役、ゴロー将軍の攻撃にドロンジョたちは敗れてしまう。あまつさえ、ビーネの労働免除は反故にされ、ビーネは連行。もう自分に関わらないで、と妊婦に告げられ、ドロンジョたちは悲しみの中、その町を後にするのだった。

所感

ドロンジョは、重税に強制労働とやりたい放題のヤッターキングダムを悪だと確信し、涙を流す。やるせなさと情けなさによるものだろうか。惨状を自分たちの無力を実感するのと引き換えにドロンジョの決意はゆるぎなくなった。ドロンジョを応援したくなる回。

なお、ビーネ夫妻のネーミングは蜂に由来しているようだ。ビーネ(Biene)はドイツ語で「蜂」を意味し、触角のような髪型が特徴的な妊婦のニックネーム「ミっちゃん」はミツバチが元だと思われる。