アニメと音楽のメモ帳

アニメと音楽についてまとまりない文章を。

SHIROBAKO 21話

「SHIROBAKO」の第21話から。

平岡の昔が垣間見える回。

粗筋

「第三飛行少女隊」の制作も順調に進み、第1話も無事に放映されたところで、あおいの元にクレームが来る。それは平岡に関するもの。平岡にそれを指摘すると開き直られ、あおいは平岡のことや制作のことを平岡の専門学校時代の同級生である矢野や制作会社を経営する磯川に相談する。そして、あおいは平岡の担当話数に変更がないことを平岡に告げ、平岡は不承不承ながらこれを受ける。そうこうしているうちに最終話の絵コンテが完成するのだった。

所感

スケジュールがタイトなのは変わらないが、それでも順調なペース。このまま「三女」は最終話までこぎつけられるか。

今回は今まで態度が悪いだけ、というキャラクタだった平岡の過去が少し見えた。比較的親しげな様子だった矢野が専門学校自体の同級生だと判明したこと、そして平岡の評判が芳しくないことがきっかけだ。矢野曰く、学生時代は真面目で情熱やリーダーシップもあったのだが、それがあだとなり現実とのギャップに傷つき絶望するようになった、と。ただ単に厭世家という訳でもないらしい。平岡は気になるキャラクタだっただけに、その背景に触れてくれたことが嬉しかった。

今回のハイライト

A パートの、矢野がタローに笑むシーン。笑顔を一切崩さず少しだけ首を傾げるのが怖さの演出となっており、それがかえって面白かった。