アニメと音楽のメモ帳

アニメと音楽についてまとまりない文章を。

夜ノヤッターマン 9話

「夜ノヤッターマン」の第9話から。

マッハGoGoGoの回。

粗筋

ドロンジョたちはヤッター兵に捕まってしまい、監獄に送られることに。たまたまその場にいなかったガリナとアルエットは逃げるため、山を進み、途中で見つけた小屋に避難する。ガリナはそこで古い車を発見。それを使って逃げようとすると一匹のチンパンジーが登場。アルエットの話では、名前をサンピーと言い、車の持ち主である主人の代わりに車を守っているらしい。車を使わせてもらえるよう交渉しようとするガリナの脳裏にドロンジョたちの姿が浮かび、逃げるのではなく仲間を助けるために車を使いたい、と言うと、サンピーはこれを承諾。早速ガリナは車を整備し、エンジンをスタートさせドロンジョたちを追いかける。しばらく行くとドロンジョたちを乗せた護送車を発見。車に搭載された機能を活用しつつ、ゴロー将軍をかわし何とか護送車に移動することに成功する。自動運転になっていた護送車を止めようとすると護送車は暴走を始め、監獄内にある炉心に衝突。監獄は爆発し、ドロンジョたちとガリナは奇跡の生還を果たすのだった。

所感

今回は「ヤッターマン」に並ぶタツノコプロの代表作「マッハGoGoGo」が素材として使われた。ガリナが移動するときに使った車のフォルム、ハンドルにAからGまで並んだボタン、そしてチンパンジー。サンピーという名前は、原作でのチンパンジーの名前「三平」をもじったものになっている。遊び心満載で面白かった。

今回の見どころはネタだけではなかった。ゴロー将軍の処遇だ。ドロンジョたちを監獄へ送れなかったことで将軍自身が牢屋に閉じ込められてしまったのだ。そのきっかけはアルエットの名を呼ぼうとしたところ、動きが止まったこと。A パートでも同じことが起きていた。前回将軍がアルエットの父親である可能性が出てきたが、将軍の顔面についている仮面状のものが将軍を操っているのだろうか。前線から外れたことで将軍がどう考え動くのかが見ものになって来た。楽しみなところだ。