アニメと音楽のメモ帳

アニメと音楽についてまとまりない文章を。

アイドルマスター シンデレラガールズ 10話

アイドルマスター シンデレラガールズ」の第10話から。

凸レーション、持ちつ持たれつの回。

粗筋

莉嘉、みりあ、きらりの3人はユニット「凸レーション」(でこれーしょん)として CD デビューが決定。そのプロモーションのため、トークショーに出る。1回目が終わっての反省会で、道行く人を巻き込めないか、という意見が出るが、それを実現する妙案は出てこない。そこでアイディアを出すべく、気分転換のためにクレープを食べようときらりから提案が。そこで莉嘉たちはプロデューサーと共に原宿を散歩するが、その最中でプロデューサーとはぐれてしまう。プロデューサーと再会すべく、落ち込む莉嘉とみりあをきらりが励ましながら電話をしたり探し回ったりするが、行き違いが続き中々会えない。そのうち、莉嘉が足を痛めてしまい、最年長のきらりは責任を感じてしまう。すると、今度はきらりを莉嘉とみりあが励まし、更にみりあの提案でその場で CD の販売促進アピールを始める。やがて人だかりができ、賑わいにプロデューサーも気付いてやって来る。こうして無事に合流するばかりでなく、道行く人を巻き込むという目標まで達成することに成功するのだった。

所感

一人だけ年齢が上のきらりが莉嘉とみりあを支える、というところは想像にかたくなかったが、責任を感じて落ち込んでしまったきらりを逆に莉嘉とみりあが勇気づけるという展開には、誰かが誰かを一方的に支えるのではなく、互いに励まし合い明るく進んでゆく姿が見て取れ、胸が熱くなった。更にきらりが責任感の強いことが判明したが、見た目や口調とのギャップで一層好感が持てた。

そんな人物面に加え、ポップなステージ衣装も目に楽しく、彼女らの楽しさを際立たせている。それを踏まえての副題"Our world is full of joy!"(世界は楽しいことだらけ!)を考えると、じんわり胸に迫るものがある。そんな回だった。