アニメと音楽のメモ帳

アニメと音楽についてまとまりない文章を。

ジョジョの奇妙な冒険 スターダストクルセイダース 35話

ジョジョの奇妙な冒険 スターダストクルセイダース」の第35話から。

承太郎の肝の強さが分かる回。

粗筋

ポルナレフとジョセフの魂が込められたチップを賭けて、承太郎とダービーのポーカー対決が開始されるが、承太郎はダービーがいかさまをしようとしているのを早速発見し、これを阻止する。承太郎からは公平を期すために無関係の少年をディーラーとする提案が行われ、ダービーもこれを承諾。しかし、その少年にはダービーの息がかかっており、ダービーに有利なように札が配られる。すると、承太郎は配られた札を見ることなく、更にチェンジすることもなく勝負すると言う。これを受けたダービーはレイズでポルナレフとジョセフのチップを賭ける。それに対し承太郎は自分だけならず、アヴドゥル、花京院、更にホリーの魂も賭けると持ち掛け、承太郎が勝負に勝ったらディオのスタンドの秘密をしゃべるようダービーに要求。煙草を吸い、ジュースまで飲む承太郎の余裕の態度に動揺するダービーはこの賭けに乗ろうとするが、緊張のあまり気を失ってしまう。心の中で勝負に負けたのだ。そして、ポルナレフとジョセフの魂は元に戻り、承太郎たちはディオを探す旅を続けるのだった。

所感

何と、ダービーを動揺させて極度の緊張状態に陥れることで倒す、という驚きの展開だった。しかし、これも少しは計算されていたらしく、勝負終了後、承太郎はこう漏らしていた。

もし(役がブタだと)知ってたらゾッとしたぜ。

少しの動揺も見せないように手札を見ていなかったということだろう。ある意味、これ以上ないまでに正面切っての作戦に息をのむ回だった。