アニメと音楽のメモ帳

アニメと音楽についてまとまりない文章を。

Go! プリンセスプリキュア 5話

「Go! プリンセスプリキュア」の第5話から。

リソースの上限を引き上げる回。

粗筋

プリキュアになってくれるよう、はるかがきららを説得しようとすると、逆にきららから自分がいかに多忙かを知ってもらう、と提案を受け、はるかは放課後のきららに同行することに。実際のところ、きららは忙しく、しかしそれはきららと同じくモデルをしているきららの母親の影響であることを知るはるか。その日のスケジュールの最後には、有名なデザイナー自らが審査するファッションショーのオーディションがあり、きららははるかのアドバイスでデザイナーから好感触の言葉を引き出すことに成功する。そしてはるかは、自分の夢に向かってひたむきなきららの姿を見て、プリキュアへの勧誘を断念する。

翌日、ゼツボーグが出現し、はるかとみなみはその対処に向かうが、今回のゼツボーグは手強く押されてしまう。そこにきららが登場。キュアトゥインクルに変身し、ゼツボーグを撃破。戦闘後きららは、昨日のオーディションに合格したことをはるかに報告したくなったこと、プリキュアを続けても良いことをはるかとみなみに告げる。そしてはるか、みなみ、きららはプリキュアとして共に行くことを確認しあい、微笑むのだった。

所感

夢へと邁進するきららがプリキュアになろうと思ったきっかけは、自分と同じ目線で物事を見て感じてくれるはるかと喜びを分かち合おうと思ったことだった。遠い道のりの途中は誰かが傍にいた方が心強い、ということだろう。今まで気丈な態度を崩さなかったきららがはるかには柔和な表情を見せたのが新鮮で、かついじらしかった。

それにしても仕事と学業とプリキュアを成り立たせるための方法として、

あたしの100%を200%にすれば良いだけだよ。

と、きららがあっさり言い放ったのには驚いた。もっともそれには

はるはるとなら簡単に120%いけたんだし、楽勝だって。

という、はるかと共にいることが前提として存在しているのだが、それにしても自分のリソースの最大値を更新してゆこうという態度には感動を覚えた。きっと彼女らなら何とかなるだろう、という信頼感と共に。