暗殺教室 6話
「暗殺教室」の第6話から。
敵の強大さの回。
粗筋
学園長、浅野が3年E組の校舎を訪れ、学園の制度の基盤である、E組が落ちこぼれであることの重要性を説く。それを聞いた殺せんせーはE組の生徒へのテスト対策に力を入れる。しかし、当の生徒たちは勉強へのやる気が見えない。そこで、殺せんせーはE組の生徒のうち一人でも全校のテスト順位で50位以内に入れなければこの教室を去る、と言い放つ。そして迎えたテスト当日。殺せんせーの教えもあってか、E組の生徒たちは次々と問題を解いてゆく。しかし、テストの2日前に出題範囲が変更になったことが知らされていなかったため、今一つな点数に終わってしまう。殺せんせーは自分に責任を感じ、またE組の生徒たちから発破をかけられたこともあって教室への残留を決めるのだった。
所感
E組をE組たらしめている存在、浅野の策略が露わになった回であった。進学校であるために、E組以外の生徒たちにE組になりたくないという恐怖心を与え、管理する。今回は浅野が上手であったが、殺せんせーたちE組は恐怖政治に抗うことはできるのだろうか。期待したい。
一方で殺せんせーについての情報が浅野の口から語られた。
世界を救う救世主となるつもりが、世界を滅ぼす巨悪と成り果ててしまうとは。
このセリフは、殺せんせーが元々は世界を救おうとしていたことを示唆している。何が起きたかは全く判然としないが、心に留めておきたい。