アニメと音楽のメモ帳

アニメと音楽についてまとまりない文章を。

響け! ユーフォニアム 3話

「響け! ユーフォニアム」の第3話から。

全国大会どころか合奏することも遠そうな回。

粗筋

久美子、葉月、緑輝はそれぞれの楽器を与えられ、パート練習が開始される。その中、久美子たちには気になることが。それは部の2年生の人数が少ないこと。それを上級生たちに尋ねるがお茶を濁されてしまう。滝から練習を指示された「海兵隊」を部で取り組んでいた部員たちはその成果を滝に披露するが、指導するレベルに達しておらず、次回の合奏で及第点に達さない場合は毎年出場している「サンライズフェスティバル」にも出場は認められない、と一蹴される。それを聞いた部員たちからは文句が噴出。あまつさえ、部員間でも意見が割れ、パートリーダー会議で方針が決まるまで練習自体が休止になってしまう。2年生の人数が少ないのは、1年前にやる気のある半数近くがやる気のない雰囲気に耐えられず、退部していったからだ、と聞いていた久美子は落ち込むが、放課後に麗奈のトランペットの音色を聞き、元気を少しだけ取り戻すのだった。

所感

滝は新任らしいが、合奏の出来をジャッジし、改善点を洗い出す速さが未経験者のそれではない。何者であるか、楽しみなところである。

一方、生徒たちの不和が不安なところだ。やる気なげな部員はよりやる気をなくし、それが部の存続にも影響している。次回どのように事態が動くか、気にしたい。

そこ響いた麗奈のトランペットの音、そして喚声。言葉にならない思いを楽器と叫びに託す。何とも青春らしい演出に胸が熱くなった。