アニメと音楽のメモ帳

アニメと音楽についてまとまりない文章を。

響け! ユーフォニアム 5話

「響け! ユーフォニアム」の第5話から。

世間に北宇治の名を知らしめる回。

粗筋

北宇治高校吹奏楽部の面々は来たるサンライズフェスティバルに向けて練習に励む。「海兵隊」の合奏から明らかに部のムードが真剣みを帯び始めたのだ。そして迎えたサンライズフェスティバル当日。北宇治高校吹奏楽部は出演順で強豪校に挟まれる事態になるが、自分たちの実力を発揮し、そこにいた関係者と観衆に校名をアピールすることに成功するのだった。

所感

前回固まった地が今回良い方向に動き始めた。それも程度はジャブどころではない。それを見た人への印象の強さでは、強豪校に引けを取らないようであった。北宇治高校吹奏楽部がこのまま躍進を続けてくれるのを期待したい。

今回見ていて印象に残ったのは北宇治高校吹奏楽部の活躍だけではない。それは麗奈の言動だ。久美子との帰途で、かつて中学生時代に久美子が発したような

海兵隊」が上手にできたからって、去年まで銅賞だったところがいきなり全国行けるとか、そんなのありえないよなーって思って……。

という言葉に対して

黄前さんらしいね。

と微笑みながら返し、また、サンライズフェスティバル当日に自分たちの直前のパフォーマンスを目の当たりにして動揺する北宇治高校吹奏楽部の雰囲気をトランペットの音でリセットする。マイペースを崩さない姿勢が格好良い。北宇治高校吹奏楽部の中でどんな存在になるか今から楽しみである。