響け! ユーフォニアム 6話
「響け! ユーフォニアム」の第6話から。
低音部合奏の回。
粗筋
夏のコンクールに向け、部内オーディションが行われることになり、気合の入る部員たち。その中、久美子と緑輝は葉月のモチベーションに対する心配をし始める。先輩たちに低音部の良さを聞いて回ったり、チューバのマスコットキャラクタを使ってみたりするが、手応えは今一つ。そして久美子たちは葉月がまだ合奏を経験したことがないことに気付き、急遽「きらきら星」を合奏。すると、葉月は合奏の楽しさに目覚め、久美子たちの不安も解消されたのだった。
所感
まだ葉月がモチベーション不足による悩みに突入する前に久美子たちが気付けて良かった。葉月もチューバに一層愛を感じ始めた様子で何よりだ。更に最後には秀一との触れ合いのシーンが出てくる。ラブコメディの要素もあるのだろうか。楽しみにしたい。
今回、本筋ではないが、色違いの緑輝が面白かった。それは、進級したときに楽器経験者が入部してきたらずっとコンクールに出られない、とあすかが葉月に警告する場面で出てきた想像上のキャラクタだが、「ルビー川島」「プラチナダイヤモンド川島」というコミカルなネーミングにもかかわらず、チューバの腕は確か。そのギャップに笑った。
今回のハイライト
葉月の、チューバが上手くなりたいという思いを聞いて緑輝が目を輝かせるシーン。
人は何でも変えられます! 世界中の何でも!
という緑輝のセリフが、若人の万能感と、その意味での擦れた人間への示唆が感じられて印象的だった。