響け! ユーフォニアム 12話
「響け! ユーフォニアム」の第12話から。
久美子が悔しがる回。
粗筋
コンクールに向け、吹奏楽部の面々は練習に励む日々を送る。そんなある日の練習中、久美子は曲のある部分から外されてしまう。実力のなさに悔し涙を流す久美子は、中学時代に同じく悔し涙を流していた麗奈の気持ちを理解するのだった。
所感
今回は何と言っても涙を流しながらひた走る久美子の姿が印象的だった。悔しくて死にそう、というセリフの通り、悔しくて悔しくて、走るか涙を流すかせずにはいられない。そんな思いが「うまくなりたい」という連呼からひしひしと伝わってきて、何だか目頭が熱くなった。
そんな久美子の練習シーンも印象深かった。地面からの照り返しで顔の部分にハイライトが置かれ、目を始めとした表情を構成するパーツがいつもよりはっきりと見え、その真剣さを物語っていた。