Go! プリンセスプリキュア 21話
「Go! プリンセスプリキュア」の第21話から。
カナタ、しばしの別れの回。
粗筋
変身し襲い掛かってくるトワイライトに、はるかたちはプリキュアに変身し対抗。するとトワイライトは黒い鍵を使いモードエレガントのような形態へ変化し、力を増した攻撃を放ってくる。その間にディスピアから語られたのは、ホープキングダムの民に絶望を与えるために幼少のプリンセストワを連れ去り、心を消し、トワイライトに仕立てた、という事実。それを耳にしながら、強力なトワイライトの攻撃を受け、カナタは倒れてしまう。と、そのとき、フローラが立ち上がり、トワイライトに言葉を投げかける。曰く、夢もカナタへの想いもトワイライトの中にまだ生きている、と。言葉を受けても攻撃を続けるトワイライトに対し、フローラたちは「トリニティ エクスプロジオン」を仕掛ける。拮抗するフローラたちの攻撃とトワイライトの攻撃。そこにカナタが、幼少期にトワに弾いて聞かせた曲をバイオリンで奏でると、トワイライトの目からは一筋の涙が。そして、トワイライトの変身は解け、トワの姿に戻ったが、安心する間もなくディスピアの魔の手がはるかたちに迫る。そこでカナタは自らがそれを食い止めることではるかたちとトワをはるかたちの世界に逃がす決断をし、はるかはカナタの名を呼びながら元の世界に戻って来たのだった。
所感
戦闘時のキュアフローラが印象的だった。本来ならば肉弾戦がメインの緊迫したシーンだが、体は動きつつもトワの中に眠る夢と希望を思う。そうして生まれた表情なのだろう。微笑みながら戦う、そんなプリンセスがいても良いのかも知れない。
はるかがトワイライトの中に心を見出したのがバイオリンの曲、トワが記憶を取り戻すきっかけとなったのがカナタのバイオリン演奏、と、トワイライトがトワになるときにバイオリンが関係しているのが面白く、またトワとバイオリンの切っても切れない間柄が感じられた。