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アニメと音楽のメモ帳

アニメと音楽についてまとまりない文章を。

乱歩奇譚 Game of Laplace 10話

「乱歩奇譚 Game of Laplace」の第10話から。

二十面相の過去の回。

粗筋

ナミコシはアケチと少し会話を交わすとどこかへ消えた。

一方、コバヤシはナミコシによって時計塔の上階に囚われており、ナミコシは自分の過去を語り始める。

ナミコシは中学時代、家庭でも学校でも暴力を振るわれ、居場所がなかった。そのときに登場したのがアケチ。アケチは暗黒星を通じてナミコシと仲を深めていった。しかし、暗黒星ができた頃、学校での暴力でナミコシが重傷を負う。主犯のクラスメート、暴力を見て見ぬ振りをした教師、帰宅しても病院にも連れて行かなかった両親。彼らに対し、ナミコシは暗黒星を使い始め、彼らは「事故死」していった。事態を知ったアケチは、暗黒星の欠陥――考案者たるアケチかナミコシが死ぬ――を理由にナミコシに実行を中止させようとするが、ナミコシは拒絶されたことに絶望。単独で暗黒星の実行を繰り返し、「二十面相」という概念を作り出したのだった。

暗黒星の完成を目指すナミコシが最後に選んだのが、ナミコシとその信奉者、そしてコバヤシの死。それを口にしたナミコシが見下ろした先には、暴動が起きる街と黒煙が上っているのだった。

所感

暴力によって居場所を奪われたナミコシに差した一筋の光、アケチ。それがナミコシがアケチに固執する理由だったのだ。ましてや、暴力は命にかかわるところまで迫っていた。そこでアケチに出会えなかったナミコシの心情を思うと心が痛くなった。

とは言え、事態はコバヤシをも巻き込んだ集団自殺へと様相を変えてきた。現実に飽いているコバヤシならば、即座に逃げたり否定したりはしなそうなだけに命が危うい。どうなる次回。