アニメと音楽のメモ帳

アニメと音楽についてまとまりない文章を。

Go! プリンセスプリキュア 28話

「Go! プリンセスプリキュア」の第28話から。

ゆいとトワの回。

粗筋

海藤グループのプライベートビーチに遊びに来たはるかたちはビーチバレーに砂遊びに、とビーチを満喫する。その中、一人様子がおかしいトワは、忘れ物をした、と宿泊先のホテルに戻ってしまう。実は金槌のトワ。それが中々言い出せなかったのだ。と、そこにロックが出現。トワと同じく忘れ物を取りに来たゆいを絶望の檻に閉じ込めてしまう。ゆいの描いた絵に、トワは今の自分の居場所がはるかたちの中にあることに気付く。ゼツボーグを退け、ゆいを助け出すと、ゆいのスケッチブックの中から新しいドレスアップキーが出現。それを見ながら、トワは自分が泳げないことを皆に告白。晴れて、はるかたちと打ち解けることに成功するのだった。

一方、ドレスアップキーが増えたことに喜ぶはるかは自分のドレスアップキーがなくなっていることに気付く。みなみときららのドレスアップキーも同様。実はトワがゼツボーグと戦っている、まさにそのとき、はるかたちはロックと戦っており、ドレスアップキーはそのときに盗まれたのだ。そのことに気付いた一同は騒然となるのだった。

所感

まだ気恥ずかしさの残っていたトワの最後の壁を崩してくれたのはゆいの絵と言葉だった。自分を受け入れてくれる場所。それを主観で気付くのは中々難しい。ましてや、現在自分がそこにいれば尚更である。ゆいは、トワにとって自分を客観視させてくれる存在であり、だからこそ今回、はるかたちの中が自分の居場所なのだと気付けた。ゆいは言っていた。

本当は、もっと、皆の力になりたい。だから私も、トワちゃんみたいに、プリキュアになれたら良いのに。そんなことを考えたりしてた。でもね、気付いたんだ。夢を守る皆の姿を、私は一番近くで見てる。戦うことはできないけれど、いつか、誰かに皆のことを伝えたい。それが、友達として、私がやるべきことなんだって。

戦う代わりに、近くからはるかたちをじっと見守る。トワがゆいを「太陽」と表現していたのは的を射ていると思わざるを得なかった。副題の「心は一緒!」が示す通り、心は5人分の力がある。それが明示されたことで、これから5人がどんな化学反応を見せるか、楽しみにしたい。

と、そんな期待の直後、ドレスアップキーが、トワの分を残して全て奪われていることが判明した、これは大きな戦力の損失。予告でははるかたちが変身している様子が見られたので、何らかの手段で取り返すのだろうか。次回どうなるか。

そう言えば、今回の ED を見て気付いたが、ED のテロップの輪郭色がそのときにクローズアップされるキャラクタのイメージカラーになっている。こういう遊び心が、見ている側にとって嬉しい。