アニメと音楽のメモ帳

アニメと音楽についてまとまりない文章を。

2015年版 話数別テレビアニメ10選

2015年も残すところあと少し。今年も沢山のアニメ作品が放映された。その中でも著者が見て「これはおすすめしたい」と思ったものを話数別に10集めた。詳細は以下より。

(1) 妖怪ウォッチ 第52話「さすらいのオロチ 第三幕 地獄の軍団/妖怪雨女と晴れ男/妖怪つらがわり」

妖怪つらがわりのエピソードでは主人公、ケータたちの顔が入れ替わってしまい、それを何とかしようとケータたちが奔走する。キャラクタ同士の顔が入れ替わる、というシンプルなアイディアを使った回だったが、そのビジュアルがとても面白かった。

(2) アイカツ! 第122話「ヴァンパイアミステリー」

主人公、あかりが友人のスミレ、ひなき、珠璃と共に自分たちの出演するドラマを鑑賞する回。そのドラマの演出がとてもコミカルで、かつネタも豊富に取り入れてあり、純粋に楽しかった。

(3) 食戟のソーマ 第1話「果て無き荒野」

主人公、創真が自宅に来た地上げ屋を料理で追い払う回。地上げ屋が料理を食べたときのリアクションのテンションが凄まじく高く笑いが止まらなかった。

(4) 響け! ユーフォニアム 第8話「おまつりトライアングル」

主人公、久美子が吹奏楽部の友人、麗奈に「告白」され、一方、同じく吹奏楽部の友人、葉月が恋に破れる回。2つのイベントが同時並行で進む構成の上に、麗奈の大衆に埋没したくないという吐露を含んだ告白、気丈に振る舞うものの緑輝の慰めを受けて最後に言葉なく泣いてしまう葉月の姿、という青春の要素が、祭りの明かりに照らされるという演出が心憎い。

(5) がっこうぐらし! 第1話「はじまり」

「学園生活部」の面々が暮らす学校が実は廃墟化しており、メインキャラクタの一人、丈槍由紀が見ていた世界が幻だということが判明する回。それまでの「日常系」ムードが一転し、きな臭さに変化する様に唖然とした。

(6) Go! プリンセスプリキュア 第23話「ず~っと一緒! 私たち4人でプリンセスプリキュア!」

異世界の王女、トワが、主人公、はるかとその仲間たちの輪に迎え入れられる回。自分の過去の罪に苦しむトワがはるかの優しさに触れ、気力を取り戻す。トワの絶望的な心情を救ったはるかの温かい言葉が胸にしみた。

(7) わかば*ガール 第12話「その目をやめろ」

主人公、若葉が友達がいることの喜びをかみしめる回。親の仕事の都合で引っ越しが多いため友達ができず、それへの憧れが強い分、それが叶った現実に喜び、感涙にむせぶ。「友達」という普遍的な存在への熱い想いを切々と語る若葉の様子に思わず目頭が熱くなった。

(8) K RETURN OF KINGS 第1話「Knave」

2期目の幕開けの回。約3分にも及ぶ空中格闘シーンとそのクオリティの高さに、思わず息をのんだ。

(9) 寄生獣 セイの格率 第15話「何かが道をやって来る」

主人公、新一がキーとなる人物、三木と接触する回。寄生生物が潜んで生きている世界の異常さが、新一と協力関係にある探偵、倉森の挙動で痛いほど伝わり、身震いした。

(10) SHIROBAKO 第22話「ノアは下着です。」

順調に制作が進んでいたアニメーションが原作者のリテイクを食らう回。ストーリー上のどんでん返しもさることながら、それまでヒールとして描かれていたキャラクタ、平岡の暗い過去が判明し、直後、お調子者のキャラクタ、タローによって過去が報われる、という演出に、目頭が熱くなった。