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アニメと音楽のメモ帳

アニメと音楽についてまとまりない文章を。

無彩限のファントムワールド 1話

「無彩限のファントムワールド」の第1話から。

初回。

粗筋

ホセア学院の生徒、一条晴彦は「ファントム」と呼ばれる異形の存在を退治する能力者で、小型のファントム、ルルを共に暮らしながら同じ学校の川神舞とコンビを組んでファントムと戦っている。

ある日、晴彦はファントムを一飲みにする能力「ファントムイーター」を持つ少女を発見する。少女の名は和泉玲奈。玲奈の能力を見込んだ晴彦は、玲奈を自分と舞のチームに勧誘する。玲奈は見学をすることになり、晴彦と舞がファントムと戦う現場に同行することに。今回の相手は電柱に付喪神が宿ったファントム。3人で力を合わせ、何とか退治に成功する。そして、玲奈は晴彦と舞のチームに加入することになったのだった。

所感

同名ライトノベルのアニメーション作品初回。京都アニメーション制作の異形の存在とのバトルものというと「境界の彼方」が連想されるが、この初回を見る限りではややコミカルな路線だろうか。次回を待ちたい。

カメラワークや演出のユニークさで魅せてくれる京都アニメーション。今回は冒頭のシーンが面白かった。

まずはルルが晴彦を起こすシーン。ここでは、目のシルエットが何回か開閉することで寝起きを表現している。そのこと自体は珍しいものではない。ここで変わっているのは、ルルが晴彦の瞼に両手を差し込んでこじ開ける、という動作である。小型の体躯でなければできないこの演習に笑ってしまった。

続いては、晴彦の視界に入る物体が最初はモザイクの集合で表現されている点だ。これは、初っ端のルルの顔に始まり、目覚まし時計、ハンガーに吊るされた制服、と色々な物が粗いモザイクから細かいモザイクになり、最後には普通の線画に変わる。人間の視覚に変化があったことをベースとする世界、それと寝起きのぼやけた視界とを併せての表現だろう。見たことのない表現にわくわくさせられた。

なお、劇中で晴彦がうそぶいていた「リンボーダンス」の語源は、Wikipedia によれば

リンボーの名の由来はトリニダード島の英語方言から来ている。メリアム=ウェブスター(Merriam-Webster)辞書[1]によれば、英語の limber(体を柔軟にする)が、ジャマイカ英語などと同様に limba に変化し「体を曲げる」という意味になったとされる。このダンスの起源は、奴隷貿易の時代に船上に人間がぎっしりと詰め込まれた過酷な状況から生まれたという俗説があるが定かではない。

https://ja.wikipedia.org/wiki/リンボーダンス

とのこと。霊的な要素はないらしい。しれっとそれらしいことを言える晴彦は、それはそれで凄い。ある意味才能である。