アニメと音楽のメモ帳

アニメと音楽についてまとまりない文章を。

プリパラ 78話

「プリパラ」の第78話から。

変わってしまったプリパラの回。

粗筋

敗れてしまったらぁらたちはひびきが記者会見する様子を目の当たりにする。それはプリパラの名称を「セレパラ」と改め、格差上等とするという発表。驚いたらぁらたちが早速セレパラに赴くと、大きな城が建造され、その中でアイドルたちがもてなしを受けていた。プリパラからの雰囲気の変わり様に戸惑うらぁらたち。すると、セレパラ歌劇団によるお披露目ライブが行われる、とのアナウンスが流れ、らぁらたちはそれを見に行く。そこではウィンターアイドルグランプリと変わらぬハイクオリティなライブが行われ、周囲からはもうライブをしなくてもセレパラ歌劇団のライブが見られれば十分との声も聞こえてくる。更にはランクの違うアイドルとトモチケを交換しようとしないアイドルまで現れ、らぁらは困惑する。一方、みかんはあろまから離れることを嫌がってセレパラ歌劇団を脱退。その中、気を取り直してライブをしようとするらぁらに追い打ちが。何とライブにエントリーできないと言うのだ。

所感

ひびきが掲げる「選ばれた者のみがアイドルたる世界」を表すような「格差上等」という言葉。それを受け入れてしまったアイドルたち。更にはらぁらがライブにエントリーできない事態が続き、シリアスなムード。そこに来て次回予告はみれぃがアイドルをやめることを示唆。すっかり変貌を遂げたプリパラの明日はどっちなのか。固唾を呑んで次回を見たい。

そんな中、ドロシーたちのやり取りにくすりと来た。それはみかんを探しに来たひびきとドロシーが会話するシーンで見られる。

ひびき「君たちも楽しんでいるようだね。新しい僕のセレパラを」

ドロシー「ああ! 見ての通り楽しんでるさ! どっかのスカしたたんすいさん」

らぁら「さんたんすい」

レオナ「炭酸水」

ドロシー「じゃなくて、普通の水道水を飲んでな!」

二段構えのフォローのテンポの良さ、訂正するようならぁらの口調と何事もないように単語を言ってのけるレオナの口調の対比。全体的なシリアスさの中で良い口直しとなるシーンがありがたかった。