紅殻のパンドラ 1話
「紅殻のパンドラ」の第1話から。
初回。
粗筋
全身義体の少女、七転福音(ななころび ねね)はリゾートアイランド、セナンクル島に向かう船の上で、謎の女性、ウザル・デリラとウザルの愛玩用アンドロイド、クラリオンに出会い親しくなる。下船後、福音はウザルたちが向かった方向にある高層ビルが崩れるのを目撃し、ウザルたちを探しに行くと、ウザルたちが崩れたビルに入ってゆくのを目にする。彼らの後を追うと、クラリオンがロボットと戦っている現場に遭遇し、福音もそれに巻き込まれる。ロボットの攻撃を受けかけた福音をクラリオンが守り、福音はウザルたちと共にその場から逃げる。逃げた先で、先のロボットが悪者だとウザルから聞いた福音は、ウザルから手伝いを申し込まれ、これを快諾。するとクラリオンから何かが福音のストレージに書き込まれる。そして、ロボットに追いつめられた福音がクラリオンからもらったのは何と銃。これで自分たちを守ってほしい、とウザルから言われるものの、銃に触れたことすらない福音は戸惑う。しかし、そんな福音の気持ちとは裏腹に体は勝手に銃を構え始め、追っ手の飛行小型ロボットを撃ち落としてしまう。それは、クラリオンから書き込まれたアプリケーションによって射撃の腕がプロ並みになったため。福音は発展途上の全身義体を思うままに操れる「適合者」だったのだ。ここで福音は一旦気を失い、ウザルの「ラボ」に運び込まれる。福音が目を覚ましたところで、ラボのドアが敵によって破られてしまう。しかし、そこにいたのはロボットではなく何人かの女性たち。そして、福音はウザルから更なる依頼を受ける。