アニメと音楽のメモ帳

アニメと音楽についてまとまりない文章を。

蒼の彼方のフォーリズム 1話

「蒼の彼方のフォーリズム」の第1話から。

初回。

粗筋

久奈浜学院高校に転校してきた倉科明日香はひょんなことから同校に通う日向晶也と知り合いになる。そこに晶也のクラスメイト、鳶沢みさきが「飛んで」来る。それを見て驚く明日香に、晶也は宙に浮くことのできる靴「グラシュ」によるものだと説明する。明日香たちのいる久奈島では交通手段として利用されている程メジャーなグラシュを全く知らない明日香のために、明日香と同じクラスになった晶也とみさきはグラシュの使い方をレクチャーするが、明日香は中々上達しない。そんなある日の帰り道、明日香はみさき、みさきの後輩でみさきを慕う有坂真白と共に、女子が高笑いをし、その脇で男が膝をついている光景を目にする。女子の名は佐藤院麗子。グラシュを使ったスポーツ「フライングサーカス」の強豪校に通う女子高生。一方の男は明日香たちのクラスメイト、青柳窓果の兄、紫苑。紫苑はフライングサーカスで負け、学校の名を変更しなければならなくなったらしい。明日香はその危機を耳にすると、学校の名前を守るために麗子とフライングサーカスで戦うことに。初心者の明日香は「1ポイント取れれば勝利」というハンデで戦いに臨むが、麗子に圧倒され、全く歯が立たない。晶也が作戦を考え、明日香がそれを実行に移すも効果なく、諦めの空気が場を包んだ、その瞬間、明日香は空中を蹴る「エアキックターン」を発動させ、虚を突かれた麗子から得点をゲット。こうして、明日香はバトルに勝利したのであった。

所感

同名ゲームのアニメ化作品初回。グラシュ文化初心者の明日香が才能の一端を見せるところまでが描かれた。次回予告ではフライングサーカスを部にするシーンが見られるところから、部活・スポーツ・青春、といった雰囲気が感じ取れる。オリジナルスポーツを題材にしているという点では「プリンス・オブ・ストライド オルタナティブ」と通じるものがある。

演出面では時折挟まれる(往々にして明日香による)コメディックなシーンによりテンポよく視聴でき、同時に明日香の天真爛漫振りが引き立っている。特に劇伴が終わるのに合わせて明日香が自分の名を口にして締めくくられるエンディングのシーンは見ていて気持ち良かった。