アニメと音楽のメモ帳

アニメと音楽についてまとまりない文章を。

ハイスクール・フリート 10話

ハイスクール・フリート」の第10話から。祭りの回。

粗筋

アドミラルシュペーとの交戦で破損した晴風の修復を待つ間を利用して「赤道祭」が催され、出し物に出店に御輿に、と晴風の乗組員たちは祭りを満喫するのだった。

所感

第1話から戦うことの多かった本作にあって、初めて平和そのものと言った趣の回であった。その中にも、麻侖と洋美が互いの想いを伝え合ったり、洋美が明乃を認めたり、と人間関係に動きが見えるのが面白い。

学園もので言うところの文化祭回だったこともあり、いつもは見られない乗組員の表情を見られたのも今回のポイントだ。砲雷科による砲台の物真似というマニアックすぎるところから始まり、航海科によるラップ、そして芽依と志摩によるコント、とバラエティ豊か。志摩が饒舌にしゃべっている様子に砲雷科の面々が感動しているのも面白い。その中にあって艦橋の面々は任侠の芝居を演目に選び、案の定幸子が群を抜いてノリノリだった。面目躍如たる振る舞いに笑ってしまった。何とも楽し気な回であった。