アニメと音楽のメモ帳

アニメと音楽についてまとまりない文章を。

はんだくん 4話

はんだくん」の第4話から。

半田の受難が続く回。

粗筋

  • 「詩人半田」が現れるという噂を聞いた筒井たちは、その人物を特定する。その名は花田慶。半田に憧れるあまり、自らを半田のようにしてしまった、という根っからの半田マニアの花田は、正体を筒井らに知られてなお、半田になり切ろうと精を出すのだった。
  • 半田に彼女がいる、という噂が立つ。半田に恋い焦がれる女子たちは浮足立ち、なんと自殺しようとする者まで現れる。しかし、半田の何気ない行動がきっかけで自殺は未遂に終わり、彼女と目された女性も半田の母親だと判明。事なきを得るのだった。
  • 三者面談で社交性を身に着けるよう指摘された半田は、クラスメートに話しかけようと試みるも中々うまくいかない。それでも最終的には世間話を多少交わすことに成功し、喜ぶのだった。

所感

半田の周りにクレイジーな人間が増えてゆくことが大変に面白い。今回はその中でも、憧憬のあまり半田になり切ろうとする花田、半田に消しゴムを拾ってもらった、という経験からスタートし、自殺未遂してしまったイレイサーこと美代子。半田に一切彼らの想いが届いていないというのが可笑しい。しかし、日常的に机に、女子たちの想いの丈から罵り合いを書き込まれ、しまいには髪の毛が貼られる半田には同情を禁じ得ない。頑張れ、半田。

ED には、慶と美代子が加わり、キャラクタが増えてきた。賑々しいのは良いが、美代子の目にハイライトがないのには思わず笑ってしまった。